今購入を検討している機材の一つにステディカムがあります。
ステディカムは元々はTiffen社の商標なのですが、カメラの防振装置として一般名称化しています。
Steady + Camera からも分かる通り、画像を安定させる事ができる優れものです。
NHKの「世界ふれあい街歩き」にも使われていますね。
下の動画をご覧下さい。カメラがまるで何かに吊られているように安定しています。
動画の中の品は、ザハトラーという三脚で有名なメーカーの物で、ベストまで含めると100万以上する品です。
もちろんこれ程高価な物は買う事はできないのですが、他にも同様な物が出ており、比較的安価な物もあります。
中でも注目しているのが、Glidecam HD4000という商品。
ベストまで含めても、海外のネットショップで$2000弱で販売されています。
しかし今、強力なライバルが登場し悩んでいます。
それは、ステディカムではなくて、ソニーのCX520Vという家庭用ハンディカメラ。
何故カメラかと言えば、それはとても効果的な光学手振れ補正機能を内蔵しているから。
もっとも、マニュアル操作のしにくい家庭用カメラなので、ステディカム+Z5Jと同等という訳にはいきません。
しかし、ワンマン撮影をする私にとっては、この小ささは魅力です。
これならば、Z5Jと並行して2台体制で使う事もできますし、いざとなれば歩き撮りもできてしまうわけです。
CX520Vを買ってみてからかなと思う今日この頃です。
2009年10月16日
ステディカムそれともCX520V?
posted by Konak at 23:28| 映像・コンテンツ制作関連
2009年10月14日
撮影クルーの観察
この写真はとあるイベントで見かけた撮影クルーの写真です。
テレビ東京のクルーで、確かこの後ろ姿はワールドビジネスサテライトに出ていた頃の大浜氏だったと思います。
話はそれましたが、この3人組での撮影スタイルは典型的なものです。
カメラマン、音声マン、そしてカメラアシスタント。
ヘッドホンを付けているのが、音声マンですが、ピンマイクやガンマイクなどの音声をレベルを調整しながら、カメラへと送ります。
ぶら下げてお腹の所に持っているのがミキサーで、こんな感じの物が入っています。

(プロテックのHPより拝借)
ライトを持っている女性がカメラアシスタント。
バッテリーライトと呼ばれる電池式のライトでこんな物を持っています。

(東芝ライテックのHPより拝借)
私はこういったテレビクルーを見かけると、つぶさに観察します。
百聞は一見にしかずで、多くの事を学びとる事ができます。
どんな風にカメラを担いでいるのか、どんな風にレンズを操作しているのか、どんな風にライトを照らしているのか、どんな風にマイクを向けているのか。あげたらきりがありません。
また、写真も撮っておき、自宅に戻って、使用している機材をチェックします。
以前、みなとみらいでの中継の様子がテレビに映ったので、すぐさま車を出し、現地へ向かいました。
まだ中継は続いていて、つい先ほどまでテレビで見ていた映像がどんな風に撮影されているのかを直接見れたのはとても効果的でした。
またテレビ神奈川には「あっぱれ神奈川大行進」という番組があり、毎週土曜の昼に撮影され、その日の夜に放映されます。
しかも、次回の撮影地を教えてくれるので、数回見学に行ったりもしました。
私の様に制作会社に所属しない者にとって撮影現場はとても参考になるので、どこかのプロダクションにでも一か八か撮影への同行を直談判してみようかなどと画策したりもしています。
PROTECH 日本ビデオシステム
東芝ライテック
posted by Konak at 23:30| 映像・コンテンツ制作関連
2009年10月13日
InterBEE インターピー
来月の18日から20日まで、幕張メッセでInterBEEというイベントが開催されます。
和名は国際放送機器展。一年に一度開催され、ありとあらゆる関連企業が出展する、とても見ごたえのあるイベントです。
しかも事前登録すれば入場料無料。
基本的には関係者が来場するイベントなのですが、学生やアマチュアの方も多くいますので、時間が取れれば覗いてみてはいかがでしょう。
最新機器はもちろん、今話題の3D関連やHDよりさらに高精細な4K関連など、次世代の機器も多く見られるはずなので、今後の映像業界の動向を探る上でも必見です。
私の今年の目当ては三脚。
今、ビンテンというメーカーの三脚を使用しているのですが、カメラと微妙にサイズが合っていません。
そのビンテンからサイズがピッタリ合いそうな新製品が発売されたのですが、それを実際に触れるかどうかがとても楽しみです。
業務用三脚はとても高価なものなのですが、その分効果は絶大です。こちらの映像の走行シーン等は三脚に載せて撮っていますが、もし三脚が不安定だったりしたらこの程度の映像すら撮れなかったと思います。
しっかりとした三脚を使うか使わないかで、作品のレベルに大きな差が付くので、三脚への投資はなるべく惜しまない方がよいと思います。
和名は国際放送機器展。一年に一度開催され、ありとあらゆる関連企業が出展する、とても見ごたえのあるイベントです。
しかも事前登録すれば入場料無料。
基本的には関係者が来場するイベントなのですが、学生やアマチュアの方も多くいますので、時間が取れれば覗いてみてはいかがでしょう。
最新機器はもちろん、今話題の3D関連やHDよりさらに高精細な4K関連など、次世代の機器も多く見られるはずなので、今後の映像業界の動向を探る上でも必見です。
私の今年の目当ては三脚。
今、ビンテンというメーカーの三脚を使用しているのですが、カメラと微妙にサイズが合っていません。
そのビンテンからサイズがピッタリ合いそうな新製品が発売されたのですが、それを実際に触れるかどうかがとても楽しみです。
業務用三脚はとても高価なものなのですが、その分効果は絶大です。こちらの映像の走行シーン等は三脚に載せて撮っていますが、もし三脚が不安定だったりしたらこの程度の映像すら撮れなかったと思います。
しっかりとした三脚を使うか使わないかで、作品のレベルに大きな差が付くので、三脚への投資はなるべく惜しまない方がよいと思います。
posted by Konak at 23:30| 映像・コンテンツ制作関連
2009年10月12日
HDVかAVCHDか
ビデオカメラとしてソニーのZ5Jを使っていますが、この機種を選定する際、かなり悩んだ機種があります。
それはパナソニックのHMC-155。
放送機器展InterBEEやパナソニックの内覧会、そして東京に数店しかない業務用ビデオ専門店、それらを巡り散々悩みました。
悩んだ理由は以下のような優位点を持っていたため。
◆テープユニットを持たないため、軽量コンパクト。
◆メモリ録画に最適化されており、録画開始・再生・消去といった操作がスピーディー。
◆撮像素子に動体歪みやフラッシュ問題が発生しないCCDを採用。
◆機械式ズームで、マニュアル操作に向く。
◆民生用機種と同様のAVCHDフォーマットを採用、かつ高ビットレートモードの搭載で、HDVフォーマットより高画質といわれる。
しかし、最終的にはZ5Jを選択しました。
最大の理由は、高画質なモニターとHDVフォーマットの採用です。
もし、HMC-155に高画質モニターが搭載されていたら、さらに悩んでいた事でしょう。
しばらく使ってみた現在は、Z5Jで正解だったと感じています。
高画質モニターはやはり必須でした。モニターを見ながら撮影するハンディカメラにとって、高画質である事はやはり不可欠です。
ピーキング機能と高画質モニタがあれば、小さなモニターであってもそこそこピントが合わせられます。
そして、HDVフォーマットの採用に関しても正解でした。
画質的には劣ると言われているHDVですが、余程大きな画面で見ない限り問題無さそうですし、何といっても編集が楽です。
実はAVCHDフォーマットは現時点では編集に向かないのはご存知でしょうか。
高圧縮・高画質を達成するために相当複雑なデータ構造らしく、少し前のコンピュータでは再生すらままなりません。
事実、Core2Quad搭載の私のPCでも話にならない状況です。
その為、AVCHDフォーマットから他の編集し易いフォーマットに変換する手間が一つ増えてしまいます。
この変換がまた時間がかかり、実時間以上掛かります。つまり、4時間の映像を撮ってきたら、最低でも4時間の待ち時間が増えてしまいます。
その点HDVフォーマットはmpeg2という古い構造を採用していますので、変換する事なくスムーズに編集可能。
収録から帰ってきたら、メモリーカードからPCへデータを転送して、変換不要で即編集。
転送時間がもったいない場合にはカードから直接読み込んでの編集も可能です。
メモリーユニットを搭載するHDVカメラは業務用機器しかありません。
また、ソニーもいつまでHDV機器を出すか不明です。
おそらくこのZ5Jが最後のHDVハンディになるのではと言われています。
新機種が先か、PCが追いつくのが先か。
楽しみです。
それはパナソニックのHMC-155。
放送機器展InterBEEやパナソニックの内覧会、そして東京に数店しかない業務用ビデオ専門店、それらを巡り散々悩みました。
悩んだ理由は以下のような優位点を持っていたため。
◆テープユニットを持たないため、軽量コンパクト。
◆メモリ録画に最適化されており、録画開始・再生・消去といった操作がスピーディー。
◆撮像素子に動体歪みやフラッシュ問題が発生しないCCDを採用。
◆機械式ズームで、マニュアル操作に向く。
◆民生用機種と同様のAVCHDフォーマットを採用、かつ高ビットレートモードの搭載で、HDVフォーマットより高画質といわれる。
しかし、最終的にはZ5Jを選択しました。
最大の理由は、高画質なモニターとHDVフォーマットの採用です。
もし、HMC-155に高画質モニターが搭載されていたら、さらに悩んでいた事でしょう。
しばらく使ってみた現在は、Z5Jで正解だったと感じています。
高画質モニターはやはり必須でした。モニターを見ながら撮影するハンディカメラにとって、高画質である事はやはり不可欠です。
ピーキング機能と高画質モニタがあれば、小さなモニターであってもそこそこピントが合わせられます。
そして、HDVフォーマットの採用に関しても正解でした。
画質的には劣ると言われているHDVですが、余程大きな画面で見ない限り問題無さそうですし、何といっても編集が楽です。
実はAVCHDフォーマットは現時点では編集に向かないのはご存知でしょうか。
高圧縮・高画質を達成するために相当複雑なデータ構造らしく、少し前のコンピュータでは再生すらままなりません。
事実、Core2Quad搭載の私のPCでも話にならない状況です。
その為、AVCHDフォーマットから他の編集し易いフォーマットに変換する手間が一つ増えてしまいます。
この変換がまた時間がかかり、実時間以上掛かります。つまり、4時間の映像を撮ってきたら、最低でも4時間の待ち時間が増えてしまいます。
その点HDVフォーマットはmpeg2という古い構造を採用していますので、変換する事なくスムーズに編集可能。
収録から帰ってきたら、メモリーカードからPCへデータを転送して、変換不要で即編集。
転送時間がもったいない場合にはカードから直接読み込んでの編集も可能です。
メモリーユニットを搭載するHDVカメラは業務用機器しかありません。
また、ソニーもいつまでHDV機器を出すか不明です。
おそらくこのZ5Jが最後のHDVハンディになるのではと言われています。
新機種が先か、PCが追いつくのが先か。
楽しみです。
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2009年10月10日
レンズの大三元 そして 一眼ムービー
カメラのレンズには大三元とも言えるズームレンズのラインナップがあります。
大口径でズームとしては明るく、広角、標準、望遠とそれぞれがカバーします。
キヤノンの場合、下の三本がそれに当たります。
EF16-35mm F2.8L II USM ¥230,000
EF24-70mm F2.8L USM ¥220,000
EF70-200mm F2.8L IS USM ¥280,000
ただ、ご覧の通り、価格が半端でなく、当然、私には手の出せる品ではありません。
そこで、キヤノンのセミ大三元!?の登場です。
キヤノンには開放F値が4と2.8よりは劣るものの、上の三本よりは小型で安価なラインナップが存在します。
そして何を隠そう私がキヤノンに移行した大きな理由の一つがこのセミ大三元でした。
そのセミ大三元とは。

EF17-40mm F4L USM ¥120,000
EF24-105mm F4L IS USM ¥145,000
EF70-200mm F4L USM ¥118,000(これは旧型です)
これでも、一般的な感覚からするとレンズでこの値段かよっていう価格ですが、オークションやら中古やらで地道に探し何とか集めました。
特に24-105がお気に入りです。これまでの標準ズームよりレンジが広く、写りも好みです。
今は、いつか70-200をIS付にしたいなと画策中。
ところで、キヤノンで最近7Dというかなり高性能と言われているカメラが登場しました。
このカメラであれば、EF-Sという小型なレンズ群を使えるので、全体のパッケージが小型化し、ビデオと一緒に持って出る事も可能になります。
しかも、それ自身で半端なく綺麗なHDムービーが撮れてしまいます(操作性の問題でまだビデオの代替とまではいきません)。
何とも物欲をそそるカメラです。
こちらは5DMk2という映像界にセンセーションを巻き起こしたHD動画の撮れる一眼カメラで作られた映像。
私もこれを最初に見た時は鳥肌が立ちました。
これからは、動画、静止画に隔たりなく対応でき、オシャレな作品を作り上げられる人達が台頭してくるのだと思います。
私もそれに少しでも追いつけるよう、クロスメディアな活動をして行きたいと思います。
大口径でズームとしては明るく、広角、標準、望遠とそれぞれがカバーします。
キヤノンの場合、下の三本がそれに当たります。
EF16-35mm F2.8L II USM ¥230,000
EF24-70mm F2.8L USM ¥220,000
EF70-200mm F2.8L IS USM ¥280,000
ただ、ご覧の通り、価格が半端でなく、当然、私には手の出せる品ではありません。
そこで、キヤノンのセミ大三元!?の登場です。
キヤノンには開放F値が4と2.8よりは劣るものの、上の三本よりは小型で安価なラインナップが存在します。
そして何を隠そう私がキヤノンに移行した大きな理由の一つがこのセミ大三元でした。
そのセミ大三元とは。
EF17-40mm F4L USM ¥120,000
EF24-105mm F4L IS USM ¥145,000
EF70-200mm F4L USM ¥118,000(これは旧型です)
これでも、一般的な感覚からするとレンズでこの値段かよっていう価格ですが、オークションやら中古やらで地道に探し何とか集めました。
特に24-105がお気に入りです。これまでの標準ズームよりレンジが広く、写りも好みです。
今は、いつか70-200をIS付にしたいなと画策中。
ところで、キヤノンで最近7Dというかなり高性能と言われているカメラが登場しました。
このカメラであれば、EF-Sという小型なレンズ群を使えるので、全体のパッケージが小型化し、ビデオと一緒に持って出る事も可能になります。
しかも、それ自身で半端なく綺麗なHDムービーが撮れてしまいます(操作性の問題でまだビデオの代替とまではいきません)。
何とも物欲をそそるカメラです。
こちらは5DMk2という映像界にセンセーションを巻き起こしたHD動画の撮れる一眼カメラで作られた映像。
私もこれを最初に見た時は鳥肌が立ちました。
これからは、動画、静止画に隔たりなく対応でき、オシャレな作品を作り上げられる人達が台頭してくるのだと思います。
私もそれに少しでも追いつけるよう、クロスメディアな活動をして行きたいと思います。
posted by Konak at 23:30| 写真関連