2009年11月15日

ソニー LEDビデオライト HVL-LBPA

先日の収録は、部屋の中を動き回り、また被写体の手元を照らす必要があったため、カメラと共にハンドリングできるこのライトが役に立ちました。商品紹介はこちら

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バッテリNP-F970で、フル充電時に3時間近く使用可能。もちろんこのバッテリはカメラZ5Jにも使用できます。
ただ、バッテリを直接付けるとかなり重くなる為、付属のコードを使ってバッテリを分離した状態で使用しました。

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撮影では、スポット+ディフューザーで使用しました。
余程暗くなければ、補助光として充分に使えますし、またキャッチライトやアクセントライトとしてもいいでしょう。

以下の映像はこのライトの明るさチェック。
カメラ SONY Z5J
絞り F2.6
シャッタースピード1/60
ゲインアップなし
被写体からライトまでの距離1.5m
となっています。参考にしてみて下さい。



余談ですが、このライトには4段階表示のバッテリチェッカーが付いています。Z5Jのバッテリチェックは少々手間が掛り待たされるので、簡易チェッカーとして便利です。

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ところで、この記事を書いている最中に、ハロゲンタイプのビデオライト「HVL-20DW2」の存在を知りました。
このライトはNP-F960を使用時、400ルクス/1mで210分、800ルクス/1mで75分使用可能。(参考)
ちなみに HVL-LBPAは600ルクス/1m(スポットレンズ使用時)。
LEDの方が消費電力が少なく、圧倒的に長時間利用可能なのだろうと思っていましたが、そうでもないのかもしれません。
本体重量も、HVL-LBPAが420gなのに対し、HVL-20DW2は100gと圧倒的に軽量で、価格もHVL-LBPAが約5万で、HVL-20DW2は約1万。
球切れの心配がありますが、それを差し引いても検討の余地ありです。

ともあれ、小型ビデオライトはワンマン撮影にとっては、不可欠なアイテムと言えます。

2009年11月13日

「声を出して読む日本語の本」

滑舌を良くする為に「声を出して読む日本語の本」という本を使っています。

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早口言葉を中心とした数多くの滑舌文があり、毎日音読しています。
この本の良い所は、例文の文字が大きく、また漢字にしっかりと読み仮名がふってあるので、音読に集中できる事。
具体的な発声方法などについてはあまり書かれていないので、とにかく多くの例文を読んで滑舌をよくしたいという初心者向けの本と言えるでしょう。

私は「東京アナウンスアカデミー」という養成学校へ1.5年通い、「CM・ナレータープロ育成コース」を修了しました。
ただ、正直言って、養成学校といえる程のものでもないような気がします。
皆の前で原稿を読み上げ、講師の意見を仰ぐというスタイルなので、個人レッスン程の養成力は期待できません。
では、通って無駄だったかと言うとそうでもありません。
渡された原稿を使って練習し、次回の授業に備えるというサイクルをこなす事で、発声練習を習慣にして行く事ができます。
また、毎週、同じ目的を持つ人達に会えるという事も大きいですし、授業料も半年で10万と決して高いものではありません。
そして、一番大きいのは、修了時にオーディションを受けられるという事。
そこそこ名の通った会社の担当が来校し、立て続けに10前後のオーディションを受けられるのです。
なので、ナレーションの勉強の取っ掛かりを見つけたい初心者、そしてオーディションを効率的に受けたいプロ志望の方には、よい学校と言えると思います。

2009年11月11日

アンブレラを使った撮影

以前の記事でストロボを使ったバウンス撮影について書きました。
ところで、そのバウンス撮影ですが、天井が高かったり障害物があったりと不可能な場合があります。
かと言って、直接発光はやはり影が強くて嫌。
そんな時に効果的なのがアンブレラ(傘)を使った撮影です。
内側が白や銀の写真用アンブレラを使い、反射させる事で、バウンス撮影と同等の効果が得られます。
下の写真をご覧下さい。
一目瞭然ですね。下がアンブレラを使って撮影したもの。

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使用した機材は、写真の通りで、フラッシュのほかにアンブレラ(傘)、アンブレラホルダー、アダプタ*2、ライトスタンド。

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アンブレラホルダはストロボ台座が元々付いている物などがあり、アンブレラ自体も様々なサイズの物があります。
銀色のライトスタンドとアンブレラホルダを繋ぐアダプタはアルミ丸材をカットしただけの物。

撮影時には、これらの機材を下の写真のように組み合わせます。

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下の写真は、たまたまレストランでメニュー用の撮影をしていたカメラマン。
ストロボはモノブロックを使用しているようです。
また、レフ板を使用して、ストロボ光を逆側から反射させていました。

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posted by Konak at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真関連

2009年11月09日

VUメーター

VU(Volume Unit)メーターという音量メーターがあります。
普段よく目にするピークレベルメーターと違い、VUメーターは反応するまでの時間が遅く、その反応の仕方が人の聴覚に近い為、感覚的な音量調整に適していると言われています。
例えば、プチッというノイズ。ピークレベルメーターは瞬間的にそのレベルを表示しますが、VUメーターは反応しません。

私がビデオ編集を始めた頃、このVUメーターの意義を知らず、ピークレベルメーターだけで音量調節をしようとしていたので、とても苦労しました。
ピークレベルメーターだけを見ていると、その動きの速さゆえ、全体的なレベルを把握できないのです。
今は、このVUメーターを使用しています。

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このVUメーターを使い始めた頃、メーターの動きに対して、実際の音がどのように聞こえるのかを確認するため、多くのテレビ番組の音声をメーターと睨めっこしながら聞きました。
ただ、そのテレビ番組の音声の聞き方にも大事な点があります。
それは、基準を合わせるという事。基準が合っていなくては、針の動きもその都度異なってしまい意味がありません。
そこでその基準となるのが、1kHz(キロヘルツ)基準音。
夜中、テレビ番組の終了後に、カラフルな帯の画面(カラーバー)と共に、ピーーーという信号音を聞いた事はないでしょうか。あれが、1kHz基準音です。
実はあのピー音をVUメーターの0VUに合わせる事で、VUメーターのセッティングができるのです。
(ただ、同じ1kHz基準音でも違う音に聞こえる事があります。アナログ電波だからなのか、何か理由があるのか、すみませんが私の知識では今のところ不明です)

また余談ですが、1kHz基準音には-20dBや-12dB等、幾つレベルが有り、受信しているテレビのそれが何dB(デシベル)なのかを以下のように確認しました。
アンテナを刺した私のデジタルデッキは、DVテープへの録画段階で音声レベルの調節はできません。
つまり、そのデジタルデッキの設計が正しければ、受信しているピー音の信号を正しくデジタイズしてくれるはずです。
他方で、業務用デジタルカメラを使用し、-20dBの基準音を入れたデジタルテープを用意しました。
そしてその二つをVUメーターを繋いだ別の業務用デジタルデッキで再生してみました。
その結果、若干のばらつきはあるものの、レベルは一致し、アンテナで受信したピー音が-20dBである事が確認できました。
(このdB(デシベル)という単位、本来この単位もまた基準がなければ意味のない単位なのですが、それは放送関連機器で一緒のはずという事で割愛します。)

では、VUメーターが実際にどんな動きをするのかご覧頂きましょう。
このムービーには、コンピューターで作成した-20dB基準音入りのカラーバー、上の方法で録画した基準音入りのカラーバー(放送大学終了後の画面)および適当にセレクトした番組が入っています。
また下部にVUメーターを映した画面を合成してあります。
なお、これは編集により組み合わせた映像ですが、全てデジタル工程ですので、その過程で音量の変化は起きていません。



いかがでしょう。受信した基準音が-20dBで、その基準音を0VUに合わせた状態で、針がどのように振れるかご覧頂けたと思います。

では、ここで、以下の画像を見て下さい。

vu.jpg

これは、「日本映画テレビ技術協会」が出版している「映像制作のためのサウンド・レコーディング」にあったVUメーターを使った音レベルの取り方の一例です。
この画像の中で、「バストサイズのせりふ」と書かれている範囲があります。
この範囲と先程の動画のメーターを改めて見比べてみて下さい。
オーバーしている所もありますが、何となく、この範囲の中に収まっているのがお分かり頂けますでしょうか。

こんな感じで、VUメーターの動きを把握しつつ、音の調整をするようになってから、随分と調節が楽になりました。
だいたい同じレベルに収まるように調整していけば、全体として、同じようなレベルになるからです。

ところで、以前の音関連の記事にも書きましたが、さも正しい事のように書いていますが、実は全て我流。
なので、随所に間違いや誤解があるかもしれません。その点に留意してお読みください。
また、もしどなたかMAの正しいやり方をご指南していただける方がいましたら、ご連絡下さい。
いつでもどこへでも伺います。

2009年11月07日

カメラバッグ

ビデオカメラZ5Jの運搬に使っているバッグは、Lowepro(ロープロ)というカメラバッグメーカーの「Photo Trekker AW」。

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かなり大型のバッグで、元々は望遠レンズを付けた一眼レフカメラが入るように作られています。
他のカメラバッグ同様、パーテイションがベルクロ式なので、Z5Jが入るように工夫してあります。
バッテリやワイヤレスマイク、ビデオライト、ヘッドフォン等、一通りの機材を入れる事ができ、ポケットも豊富にあるので、マニュアルやホワイトバランス用のボード等も収納可能。欠点は、マイクを外さなければいけない事。これはかなり不便。

最近、気になっているバッグはKATAのCB-200
Z5Jにマイクを付けたまま収納でき、その他機材もそこそこ入りそう。

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(写真はSystem5より借用)

ただ、問題はリュックタイプではなくて、ショルダータイプという事。
一人で様々な作業をこなそうとした場合、両手を自在に使える事が大事。
ショルダータイプだと、前後に動いたりして邪魔になりそうです。

まぁ、色々と考えるよりも、状況に応じて使えるよう多種のバッグを持っておくのがベストかもしれません。

それにしてもバッグ選びは、とても大変。
価格がそこそこする割に、試用するチャンスも少なく、各種メーカーのバッグが揃っている販売店も殆どありません。
今度のInterBeeで色々と見て触れるとよいのですが。