2009年12月29日

「映像窓」

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(この画像はこちらより拝借しました)

窓の無い部屋に映像で作った窓を作りたい・・。
私が思い描いて来た映像の使い方の1つです。
フラットパネルディスプレイ展やInterBee、そして、International CES、そこで発表される映像パネルは年々大型化そして薄型化して来ています。
そういったパネルをまるで窓であるかの様に設置し、まるで窓から見ているかのような景色を映し出す。

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例えば、病院。
窓の見えない大部屋に「映像窓」を取り付け、もしそこに窓があったら見えるであろう景色を映し出す。
カメラはベランダや屋上に配置すれば済みます。
これだけでも、そこに入院する人達の気持は随分とよくなるのではないでしょうか。

そして、狭小地に立つ戸建。
窓を開けて見えるのが横の家の壁では、心がウキウキするはずがありません。
もしそこに「映像窓」が有って、隣の家によって遮られてしまった景色が見えたら、もうその家は狭小地ではなく、角地に立つ家同然です。

はたまた、地下鉄の構内の天井。
「映像窓」に映し出されるのは、奇麗な青空。雨が降っていても、それはそれでいいかもしれません。

時には海外の町並みや、おしゃれなカフェ、リゾート地から見える海など映し出してもいいでしょう。地下鉄の構内なら、イギリスの地下鉄が見えていたり、ニューヨークの地下鉄が見えていても面白いかもしれません。

大事なのは、まるでそこに自分がいるかのような視点の映像を写し出す事だけ。

///追記///
後日、面白い動画を見つけたので掲載しておきます。

2009年12月21日

SKIPシティ 簡易MAルーム

埼玉県 SKIPシティ 映像ミュージアム内 MAルーム(405編集室)の下見に行った時の動画と写真を載せておきます。
このMA室は部屋というより、ワンフロアをパーテーションで区切った一角で、その中に机と防音室が置いてあります。
ビジュアルプラザ内のMA室とは全くレベルの違う物です。
ただ、防音室があってPC(MAC/ProToolsLE)もあるので、簡易ナレーション収録には使えるかもしれません。
SKIPシティ全体の施設に感じる事ですが、県民用の利用料金を設定していたり、また映像制作の発展を目指している言う割には情報が少なく、だれでも気軽にといった感じではありません。
これ程の施設がありながら、有効利用ができているように感じられないのがとても残念です。
プロを講師に迎えて、色々なワークショップなどをどんどん開催してくれれば良いのに・・・。



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2009年12月19日

ノイズリダクション

映像の音声加工にSONYの Sound Forge を使用しています。
そこに Noise Reduction というプラグインが入っているのですが、とても重宝しているので紹介します。

最初に下の動画をご覧下さい
(というよりお聴き下さい。雰囲気も伝わるようにと動画付にしました)



先日編集したオートバイショップでのシーンなのですが、FAXが発していると思われるノイズがはっきりと聴き取れます。
そのノイズが、Noise Reduction 適用後には随分小さくなっているのがお分かり頂けるのではないでしょうか。
音が少々籠ったようになっているのは、現場音という事もあり、強めに Noise Reduction を掛けたためです。

Noise Reduction の使い方はとても簡単。
まず、消したいノイズのみが録音されているエリアを指定します。

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その状態で、 Noise Reduction を立ち上げ、左下の「ノイズプリントのキャプチャ」をチェックし、再生します。

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するとノイズ成分が分析されます。

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分析後に、今度はノイズを消したい部分を選択し Noise Reduction を適用すればオーケー。

エアコンやファンのような一定に発せられるノイズには、かなり効果的です。
ワンマン撮影で、音の収録まで手が回らない私にとって、非常に心強いプラグインと言えます。

2009年12月17日

イーモバイルかWiMAXか

現在加入しているイーモバイルの契約期間が後1カ月程で切れようとしています。

そんな中、イーモバイルとUQ WiMAXの新しい料金プラン、「バリューデータプラン」と「UQ Step」がそれぞれ発表されました。

携帯の料金プランと同じように、だんだん訳が分からなくなって来たので、契約更新を控えた今、改めて比較検討してみました。

まずは下の画像をご覧下さい。
イーモバイルのホームページに掲載されているものです。

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この画像が比較にとても役立ちましたので、これを元に書いてみたいと思います。
私が加入しているプランは「スーパーライトデータプラン」。
グラフからも分かる通り、使わない場合は安いのですが、少し使っただけであっと言う間に上限に達してしまいます。
7.5MB以上使う場合には、むしろ新しいプラン「バリューデータプラン」の方が安くなるわけです。
たとえば1分程度のYouTube動画でも10MB位。このブログのトップページだけでも1MB位あります。
つまり、画像や動画のあるページに普通にアクセスしていたら、7.5MBなんて簡単にオーバーしてしまいます。
そう考えると「バリューデータプラン」に乗り換えた方がお得なのかもしれません。

では、UQ WiMAXを含めた他社のプランと比較してみます。
前提条件として、上限の決まっている定額制のみ、携帯各社に関してはデータ通信プランのみを比較対象としています。またWILLCOM CORE XGPはエリアが狭すぎるので対象外としています。

まず、「スーパーライトデータプラン」は、0.042円/1パケット(128バイト)。
そして、各社のパケット毎の料金は以下の通り。
UQ WiMAX「UQ Step」・・・0.042円/1パケット
AU「 PacketWINシングル (定額制)」・・・0.042円/1パケット
NTT FOMA「定額データプラン」・・・0.042円/1パケット
SOFTBANK「データ定額プラン」・・・0.042円/1パケット(高速タイプはイーモバイルを使用)

そうなんです。どのプランも「スーパーライトデータプラン」と同じ上昇率の料金設定。
実際にグラフを書いてみると、「スーパーライトデータプラン」の斜線と並行して各社のプランが同じエリアに並びます。
細かく見ると、携帯各社の料金は、ほぼ「スーパーライトデータプラン」よりも高くつきます。
UQ WiMAX「UQ Step」は最低料金こそイーモバイルよりも安いですが、似たり寄ったり。

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(画像追加 2010/03/04)

結果、以下のような結論に達しました。

メールの確認程度にしか使わないのであれば、EMの「スーパーライトデータプラン」かWiMAXの「UQ Step」
そこそこ使うのであれば、EMの「バリューデータプラン」か「ギガデータプラン」
がんがん使うのであれば、EMの「データプラン」かWiMAXの「UQ Flat」

ところで、今後のモバイルデータ通信はどうなって行くのでしょう。
色々な記事を参考にざっとまとめてみましたので参考にしてみて下さい。

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posted by Konak at 23:30| Comment(1) | TrackBack(0) | PC・ネット関連

2009年12月15日

アビテックスの組み立て

予告の通り、アビテックス・ウッディボックスミニ・0.8畳の組み立て工程をお見せしたいと思います。
写真が多めなので、ざっと並べて説明を書いて行きます。
分かりづらい部分もあるかと思いますが頑張ってご覧下さい。

使用するパネルはサイドパネルと天井パネル、床パネルそしてドアの付いたサイドパネル。

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サイドパネルはご覧のように幅の異なるものが2種ありました。
重量は、大きい方が18kg位、小さい方が9kg位です。

パネルの接合部にはスポンジがあるのですが、運搬中に曲がったり切れたりするので、注意が必要です。
ただ、大工センターに売っていな物でもないので、最悪補修可能だと思います。

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これはサイドパネル下側

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これはサイドパネル上側

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これはサイドパネル横側

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これは天井パネル。電灯用のソケットが付いています。
電灯用の電気ケーブルは天井に抜けています。
重量は15kg弱。

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これらはサイドパネル内側にある、連結金具用の穴。

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また一枚のパネルには換気扇用の穴が開いています。
中にグラスウールらしき物が入っているのが分かります。
この穴に換気扇用の取付け金具をはめ、換気扇を取付けます。

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これは音場パネル。
木枠に吸音材らしきものが入っているようで、とても軽いものです。
一枚1kg位。ネジで固定します。

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取付け金具類。
使用する工具はプラスドライバだけです。
ただ、ドア横あたりの金具は取付けにくいので、スタビドライバと呼ばれる、柄の短い物があると便利です。

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換気扇。
この換気扇は、吸気と排気を同時に行うものです。
簡単に分解・清掃が可能。
音がそこそこするので、ナレーション撮りの時などには止める必要があります。
もちろん、気密性の高い防音室なので、都度、換気をしなければなりません。

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これらは床パネル。11kg位。
MDF材のような感じで、薄いのですが、しっかりしています。
実はこの床パネルが、今回、組み立てを一人でするはめになった原因です。
というのは、カビが生えてしまっていたんです。
前オーナーの家に水漏れが有ったようで、気付かないうちにカビが発生してしまっていたようです。
そのまま、設置する訳にもいかないので、薄めた漂白剤や防カビ剤で、洗浄しては天日干しというのを数回繰り返し、何とかこの状態にまでしましまた。
ただ、それでも少々不安なので、MDF材パネルを購入・カットし、スノコ状態に並べ、その上に床パネルを置いています。

ここからは、サイドパネルの組み立てです。
組み立ては養生用テープで仮固定しながら行いました。
サイドパネルは前述のように2種類の幅があり、幅広パネルの幅を1とすると、狭いのは0.5、ドアの付いたパネルは幅広のものと同じで1です。防音室自体の幅が1で、奥行きが1.5といった感じなので、パネルの位置を調整する事で、ドアの位置や換気扇の位置を調整できる仕組みです。

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最後にドア付パネルを取付けて、サイドパネルの組み立ては完了です。
ただ、このドア付パネルは、40kgの重量があるので注意が必要です。

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内側は連結金具をつかってこのような感じで固定されています。
マグネットの目隠しカバーも付いています。

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連結部のスポンジの様子。

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ドアの淵はゴムで密閉性を高めています。

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スノコの状態です。

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天井パネルを載せる前の状態です。
白いケーブルは電気ケーブルで、室内のスイッチとコンセントから続いています。

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天井パネルはこんな感じで載ります。
隙間から電気ケーブルを出し、一本はコンセントに、もう一本は、換気扇や天井中央からに抜けている照明用のケーブルと接続します。そんなちょっと強引な感じで、室内のスイッチと照明や換気扇が連動します。

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天井パネルの連結金具の様子。
音場パネルで隠れない部分は、木片で金具を隠します。

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床パネルとサイドパネルの連結金具の様子。
金具を付ける場所は特に決まっておらず、適当に付けます。
何度か、組み立て・分解を繰り返すと、ネジ穴ができてしまいますので、それを避けるように取付けます。

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金具の取付けが終わったら、床板を載せます。
2枚に分かれていて、13kg位と6.5kg位と、なかなかしっかりした集積板です。

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換気扇用台座パネルと換気扇の取付けの様子。
台座パネルはネジで止まっています。

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換気扇内側の様子。真中のスリットを堺に、吸気と排気が行われています。

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音場パネルの様子。
取付けは長めのネジを使用します。
サイドパネルにネジ用受け金具が埋め込まれています。

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室内のスイッチとコンセントの様子。

以上です。

防音室の中古としては、まだ多くのウッディボックスが流通しています。
DIYに慣れた人であれば問題のない作業ですので、業者に任せずになるべく安価に設置したいというチャレンジャーな方の参考になればと思います。

なお、私が当防音室の購入を検討していた時には、参考になるホームページが殆どありませんでした。
ただ、こちらの ( http://www.hatena.ne.jp/lisa-rec/ ) 来兎(らいと)さんが、移設に関わった事があると書かれていたので、思い切って聞いてみました。
すると丁寧なお返事をして頂き、とても参考になりました。
この場を借りて、お礼をさせて頂きたいと思います。
本当にどうもありがとうございました。

それでは、最後に、皆さまご一緒に。
いやぁ〜、ホント、ネットっていいですねぇ〜。