2010年01月11日

EOS 1D Mark IV 色滲み

先日の記事の続きになります。

私の愛機 EOS 1D Mark2 の最新機種となる EOS 1D Mark IV の画像サンプルが出始めています。
先日の記事に書きました色滲みの点で、何か進展はあるかなと見ているのですが、大きな改善はなさそうです。

以下の画像は http://www.dcfever.com/cameras/viewsamples.php?set=468 のサンプル画像を等倍表示し、切り抜いた物。
Exifを確認すると、一応カメラのモデルは EOS 1D Mark IV となっています。

photo_iro2_exif.jpg

photo_iro2_001.jpgphoto_iro2_002.jpgphoto_iro2_003.jpg
photo_iro2_004.jpgphoto_iro2_005.jpgphoto_iro2_006.jpg
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丁度いい感じに白やグレー建物の写真が多いのですが、やはり、紫や緑の縁取りの様な色滲みが気になります。中には、路面のサインにまで色が付いてしまっているものも有ります。

高感度の画質を上げる事も非常に重要だと思いますが、画質を大きく損なう色滲みも何とか修正して欲しい。
メーカーの人は修正の必要性を感じていないのだろうかとユーザーとしては心配になってしまいます。
posted by Konak at 23:30| 写真関連

2010年01月07日

HXR-NX5J 発売開始

昨年末のInterBeeで完成型に近い状態で参考出品されていた、NXCAMが「HXR-NX5J」となって早速販売開始です。
(画像はソニーのホームページから借用しました)

HXR-NX5J_000.jpg

早速、所有しているHDVカメラ「HVR-Z5J」+メモリードライブ「HVR-MRC1」と比較してみたいと思います。InterBeeで参考出品機を触った感想はこちら

□ 仕様上の比較
撮像素子・レンズ・ファインダー・液晶・最低被写体照度・外部マイクといった部分は同じようです。

■ 記録時間
16GBメモリーカード使用時
Z5J + MRC1 約72分(HDV)
NX5J 約85分(FX(24Mbps)+リニアPCM)

■ 記録可能メモリーカード
Z5J + MRC1 CF
NX5J MemoryStick Pro Duo または SDHC
てっきりMemoryStickだけかと思っていましたが、SDHCも可能。
しかもClass4以上が推奨なので、使用可能なメモリーカードとデュアルスロットである事を考慮すると、収録時間という点では、NX5Jの方が圧倒的に有利。むしろバッテリのもちが重要になりそう。
本体の2スロットのみで同時録画はできないので、バックアップにはメモリーユニットHXR-FMU128が必要のようです。

HXR-NX5J_006.jpg

■ NX5Jに増設された端子
SDI OUT
TC LINK IN/OUT

HXR-NX5J_007.jpg

■ 消費電力
Z5J + MRC1 7.3W + 2.2W 計9.5W(HDVテープ記録、マイク、液晶画面使用時)
NX5J 7.9W(マイク、液晶画面使用時)
メモリーユニットHXR-FMU128を付けると +1.1W
この差は、どの程度バッテリのもちに影響するのかな・・。
テープを駆動させていなければ、Z5Jももっと消費電力が低いだろうし・・。
これは実機での検証待ちですね。

■ 本体質量
Z5J + MRC1 約2.2kg + 約0.13kg 計2.33kg
NX5J 約2.2kg
メモリーユニットHXR-FMU128を付けると +0.08kg
HDVテープユニットが省かれたのにも関わらず、本体重量がほぼ同一というのは、残念。


□ 機能上の比較
ホームページで紹介されている機能のみなので、大した比較にはなりませんが・・。

■ Active SteadyShot
仕様PDFの注に「光学式補正と同時に信号処理も併用しているため、設定時は画角がわずかに望遠側に寄り、解像度が低下します」とありますので、民生用のXR500Vシリーズに搭載され、CX500Vシリーズで回転軸方向のブレをも補正すると話題を呼んだ、強力な手振れ補正が搭載されているようです。
Z5Jにステディカムか、それともCX520Vかなんて考えていたので、かなり興味を惹かれます。

HXR-NX5J_008.jpg

■ ヘッドホンモニター
ヘッドホンの音声をスイッチで切り替えられるようです。
ヘッドフォンを使わずにイヤホンで片チャンネルだけモニタする場合には便利そう。
実際、ヘッドフォンはかさ張りますし。

HXR-NX5J_012.jpg

■ GPS
GPSユニットが搭載されているので、何か新しい使い方ができそう。

■ Smooth Slow Rec やインターバル撮影など
Z5J + MRC1でテープレス録画の場合には、これらの撮影ができません。
ただ、バリアブル・フレームレート機能が付いていたら、もっと多彩な表現ができて楽しそうだったのですが。

比較は以上です。

私にとって重要なのは、「Z5J + MRC1」を「NX5J」に置き換えた場合に、どう機動力が変わるのかという事。
その点では、メモリー録画がさらに洗練され、タッチパネルと相まって迅速な録画・再生ができる事、そして強力な手振れ補正が付いた事は非常に魅力的。

HXR-NX5J_009.jpg

HDVからAVCHDへの変更は、画質にも影響するので重要なのですが、それに伴ってPCの新調やワークフローの見直しが必要となると、それ程必要性を感じません。
むしろ軽快なフットワークを重視すれば、HDVのままでよいとも思えます。
どうせAVCHD編集に対応するのであれば、表現力アップを目指し、ハンディーカムムービーではなくて一眼ムービー導入をと思ってしまいます。

「Z5J + MRC1」から「NX5J」への買い替えコストと、機動力の変化の度合いを天秤に掛けて、要・不要を検討する事になりそうです。

参考ページ
http://www.pronews.jp/column/inozo/1001071345.html
http://proportal.system5.jp/whatsnew/archives/11416
http://www.youtube.com/watch?v=n43Q_CS5eJk
http://vimeo.com/8590877
http://vimeo.com/7882773
http://urbanfoxtv.blogspot.com/2010/01/sony-hxr-nx5-is-nx-big-thing.html
http://www.amazon.com/Sony-HDR-AX2000-Definition-AVCHD-Camcorder/dp/B0031RGKZ8
posted by Konak at 16:46| 映像・コンテンツ制作関連

2010年01月04日

倍率色収差軽減

ニコンD3が発売された時に興味を惹かれた機能の1つが、「倍率色収差軽減」。
実際にこの機能によるものなのかどうかは確実な所は分からないのですが、D3以降のニコン機の中・上位機種のサンプルをつぶさに見ていると、明らかに色の滲みが少ない事に驚かされます。

私の言う色滲みというのがどのようなものか見て頂いた方が分かりやすいと思います。
なお以下のサンプルはこちらの記事から拝借したものです。
この記事では、色滲みに関しては特に取り上げられていませんが、私にとっては高感度ノイズ以上に気になりました。

photo_iro_001.jpgphoto_iro_002.jpgphoto_iro_003.jpg

如何でしょう。
7Dのサンプルの被写体に現れている紫や緑の縁取りのような色の滲みがD300では軽減されているのが見てとれると思います。

以下のページにあるサンプルの中の、空をバックにした建造物や乗り物など、キヤノン機で撮ると色滲みが発生するのではないかと思われます。
しかし、サンプルでは、色滲みも無くスッキリとし、被写体の質感がリアルに伝わって来るような感じがするのですが。

DPR Nikon D3 Review Samples Gallery
【伊達淳一のデジタルでいこう!】ニコンD3

もともと気にするようになった理由は、キヤノンに乗り換え、同時購入したレンズ17-40/F4Lを使用した際に盛大な色の滲みがあり愕然としたから。このレンズは廉価ながら画質には定評のあるレンズだったので、余計にショックが大きかったのかもしれません。
その後、24-105/F4Lを購入してからは、幾分色滲みが少ないようで、結果、このレンズばかりを使用するようになっています。

キヤノンもRAWで撮影し付属のDPPで処理するという手はあるのですが、必ずしも効果的ではありません。
やはり、カメラ本体内で意識する事なく軽減してくれるに越した事はないはず。
現行のニコン機の大きなアドバンテージと言えるこの色滲みの少なさを、是非とも早急にキヤノン機にも搭載して欲しいものです。
posted by Konak at 23:30| 写真関連

2010年01月02日

ハードディスク(2TB)の追加

先日のハードディスク起動不能に続き、今度は容量が不足して来たので、日立の2TBハードディスク HDS722020ALA330 をデータ用とバックアップ用の2個追加しました。
購入店はドスパラ(DOS/Vパラダイスと思っていたらいつのまにか改名していました)で、13980円/個。

hddtest003.jpg

ただ、後になって知ったのですが、都内のパーツ店まで行かずともPCDEPOTがセール品としして12980円/個で販売する事があり、その上CFD(メルコ・バッファロー)経由による1年保証が付いているので、こちらの方がお得&安心なようです。

1GBが1万円だった頃からあっと言う間に時代は流れ、今や2TBが15000円弱で買えてしまうのですから驚きです。テラバイトですよ、テラバイト。テラなんて普段そうそう使う単位ではありません。

ところで、先日のトラブルもあって、今回は初期不具合が無いかを入念に診断してから使う事にしました。
本来、購入したハードディスクは全てチェックすべきなのですが、今までつい面倒でサボってしまっていた作業です。
常用PCの他に、ハードディスクチェック用リムーバブルスロットを備えたPCがあり、そこで日立純正の Drive Fitness Test を走らせチェックしました。

hddtest001.jpghddtest002.jpg

Advanced Test を選択し、各種テストと共に全セクタチェックです。

hddtest004.jpghddtest005.jpg

2TBという膨大な容量のため、5.5時間/個を要したものの、2個共問題なくチェック終了。
これで晴れて使用開始と相成りました。

ところで、32bit版XPが通常扱えるハードディスクは2TB未満。
(今回導入したHDDは2TBとはいえ、正確には1.8TB程です)
常用PCにはメモリを8GB搭載し、OSの認識できる部分以外の4.7GBはRAMディスクとして使用してる現状。
幸い、購入済であるWindows7の優待パッケージが、32bitと64bitの両方を収録しているので、そろそろ64bit移行を本格検討してみようかなという気になって来ました。
posted by Konak at 23:30| PC・ネット関連

2010年01月01日

Flashのエラー

Flashが埋め込まれているページを閉じようとするとIEが固まり、強制終了しか無くなる状況がここ最近、ちょくちょく起きていました。

flasherror1.gif

原因が、IE7なのか、Flashなのかは不明なのですが、とりあえずFlashをインストールし直してみる事にしました。
その過程をちょこっとメモしておきます。

まずはアンインストール。
通常のプログラム同様、「プログラムの追加と削除」から削除する事も可能なのですが、Adobeのサポートページにはアンインストーラーが用意されているのでそれを使用する事にします。
なお、Flashの自動インストールを使用せずに、スタンドアロンのインストーラーを使用する場合には、DownloadManagerをここで削除してしまいます。(スタンドアロン版の入手法は後述)

flash4.gif

こちらがサポートのページ
「Flash Playerを削除するには」から、アンインストーラーをダウンロードできます。
(下部の「Adobe Flash Player のバージョンテスト」では、既にインストールされているFlashのバージョンを確認できます。)

flash5.gif

ダウンロードしたアンインストーラーを使ってFlashを削除します。
そうすると、Shockwave Flash Objectが消えてなくなります。
先にDownloadManagerを削除していた場合には、get_atlcom Classもなくなります。

flash3.gif

次にインストール。
インストールには、余計なDownloadManagerを入れないために、スタンドアロンのインストーラーを使用する事にします。
まずは通常通り、自動インストールのページから「今すぐインストール」を選択。

flash1.gif

すると、IEのセキュリティ設定がデフォルトであれば、アドオンインストールの確認メッセージが表示されます。
このページの一番下に、「開始しない場合には、こちらをクリックしてダウンロードして下さい」と表示されていますので、これをクリックし、スタンドアロン版をダウンロードします。
それを使ってインストールすれば、Flashのみインストールされます。

flash2.gif

しかし、結果から言うと、エラーは収まらず、やはり場合によっては出てしまいます。
エラーが出て、IEを強制終了すると、それまで開いていた他のウインドウもろとも終了してしまい不便この上ないので、早々に原因を突き止めて改善したものです。

flasherror2.gif

追記
IEを最新のバージョン8にアップしてからはエラーが出なくなりました。
posted by Konak at 23:30| PC・ネット関連