本来はスタイルシートというととても広義な言葉のはずですが、ウェブページデザインに関してスタイルシートというとCSSの事と理解してよいようです。
そのCSS、Wikiでは、
「Cascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート)とは、文書の構造と体裁を分離させるという理念を実現する為に提唱されたスタイルシートの、具体的な仕様の一つ。」
と書かれています。(一部抜粋)
例えて言うとこんな感じです。
ある雑誌の一ページを考えてみます。
写真や文章を用意するのは、カメラマンさんであり、ライターさん。
そして、それらを配置し見栄え良くするのが、編集さんでありデザイナーさん。
この編集さんでありデザイナーさんの役割をするのが、スタイルシートという訳です。
具体的な例を1つ。
私の管理するXlifeのトップページですが、今回、さくらインターネットへの移行に合わせてスタイルシートを使ってみました。
スタイルシートが適用されているトップページは以下のような感じ。(スクリーンショット)

そして、スタイルシートの適用を外してみると以下のような感じになります。(スクリーンショット)

何となく、感じがつかめると思います。
スタイルシートを使う事で、利点が幾つかあります。
(ただし、以下はスタイルシートを別ファイルとしてリンクさせた場合)
◆複数のページに同一のレイアウトを適用するのが容易。
◆レイアウトの修正が容易。
◆ウェブページ本体の内容とレイアウト用の内容を分離できるので、各ページの記述がシンプルになり、またその結果、表示も早くなるはず。
以前は、テーブルフォーマットを使い、ページ毎にレイアウトしていました。しかし、それが何ともやりにくく、辟易していました。なんで、一ページを表現するのにこんなに手間が掛るのかと。
でも、今回、ちょっとスタイルシートを使ってみて、これならホームページの更新も楽しそうだなと思えるようになりました。
以上、Webページデザイナーではない私の見識なので、多々間違えや勘違いがあるかと思います。何かお気づきの点等ありましたら、お気軽にコメント・メール下さい。