確かWin98で試していたと思うので、10年近く前になるかもしれません。
このTVML、台本のように記述するだけで、ライトやカメラ、セットなどのCGパーツを動かし、番組が簡単にできてしまうというものです。
キャラクターを動かす事もできれば、文章通りに喋らせる事もできます。
最初このTVMLを知った時、いつかはナレーターも必要なくなるのかなと思ったりしました。
しかし、その当時のキャラクターが喋る言葉は正に映画に出てきそうなロボット音声。
この声じゃとても無理と落胆したのを思い出します。
こちらがその当時のものらしき音声。(NHKさんより拝借)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
そして先日、ビデオ編集ソフトメーカーのカノープスから「声の職人for Edius」というソフトが発売されました。
簡単に言うと、ソフトで音声を作り、映像のナレーションに使いましょうという物です。
早速サンプルを聞いてみると、確かに進歩しています。
こちらがそのサンプルの一部。(カノープスさんより拝借)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
しかし、これでナレーターが不要かというとまだそのレベルではないのも事実。
ただ、「初音ミク」やら何やら、一部の合成音声が商品レベルになって来ているので、数年後には、実用レベルのナレーションが作れるようになるかもしれません。
自分のナレーションが上手くなるのが先か、音声合成がレベルアップするのが先か、悩ましい問題です。
NHKのTVMLのページ
Canopusの声の職人のページ