2009年11月29日

ハードディスク起動不能

昨日、パソコンを立ち上げると有るはずの各種ファイルが何も無い奇麗なデスクトップに。
・・・・。
何だか嫌な気配・・。
どうやらデスクトップデータの保管先のハードディスクが認識されていないよう。
ディスク管理にも現れません。
このハードディスクはメールデータの保管先にもなっており、若干冷汗をかきつつ再起動し、BIOS画面に。
するとBIOSからもハードディスクが認識できていません。

すぐさまパソコンを開け4台ある内の1台のハードディスクを取り出してチェック。
電源ケーブルを直接ハードディスクに繋ぎ、スイッチオン。
・・・・・。
静かなままです。
とりあえずスピンアップしデータが読み込める状況であれば、Windowsで認識できなくても他のOSでデータを救出できる可能性もあるのですが、物理的に動かなければ、どうしようもありません。

しかも恥ずかしながらバックアップをサボっていたので、被害の程度が気になります。

このハードディスクは、今年の1月に購入した 2008年12月製造の 日立 Deskstar HDP725050GLA360。
今まで日立の3.5inchでは痛い目に合った事は無かったのですが。

hdd.JPG

しばし頭を抱えつつ悩んでいると、同時期に同型のハードディスクを購入していた事を思い出しました。
基盤交換でいけないだろうか。

ハードディスクのトラブル解決に基盤交換という方法があります。
ディスク自体にはトラブルがなく基盤異常によるもと推測できる場合、同型のハードディスクから基盤だけを移植するというもの。
実際、私も2度程経験しています。
ただ、最近のハードディスクはデータ流出を防ぐ為に色々と工夫がされているとも聞きます。
下手をすると問題の無い方のハードディスクにまでトラブルが出てしまうのではないだろうか。
そんな事を考えつつも、データの重要度を考えると躊躇しているわけにもいきません。

早速、移植し、スイッチオン。
ブーン・・・。動いた・・・。
淡い期待を胸にSATA-USB変換ケーブルを繋ぎ、別のパソコンに接続。
・・・・。

hdd_tools.JPG

データは約1.5月分を消失しました。

みなさん、バックアップはこまめに取りましょう。
私はデータを数台のハードディスクに分散していますのでまだましでしたが、一つのハードディスクで運用されている方は本当にお気を付け下さい。
今回のハードディスクエラーは基盤異常によるもので、何の前触れもなく起きました。
基盤にはショートした様な跡もなく、外見では何の問題もなく見えます。

hdd_kiban.JPG

しかも購入してから数カ月と比較的新しいハードディスク。
基盤移植元のハードディスクにはトラブルは起きず、壊れたハードディスクもバルクではなくCFD経由の物であったため保証が効くのが不幸中の幸い。
しかし、失ったデータは戻ってきません。
大容量化が進むハードディスクですが、昔の物より耐久性が落ちているような気もします。

データは一瞬で吹っ飛びます。

この記事をたまたま見て頂けた方、何かの予言かもしれません。
とりあえずバックアップをとってみては如何でしょうか。
posted by Konak at 14:06| PC・ネット関連