2009年12月08日

ハードディスク関連ツール

先日の記事でハードディスクが突然起動不能になった事を書きました。
この時のような電気基盤の障害に起因するトラブルを未然に防ぐ事は不可能に近いと思われますが、トラブルによっては事前のチェックで発見できる場合もあります。
その事前チェックに普段使用しているツールの紹介をしたいと思います。

ハードディスクのチェックとしては、S.M.A.R.T.(スマート)の確認やバッドセクタ(Bad Sector/不良セクタ)の検出があります。

S.M.A.R.T.(スマート)はSelf-Monitoring,Analysis and Reporting Technology の略でもある事から分かる通り、ハードディスクの自己診断機能。
そのS.M.A.R.T.の数値を確認する事で、ハードディスクの健康状態をチェックできます。
ただ、この数値が良好だったとしても必ずしも問題なしというわけでもないので、目安程度にしておいた方がよいかもしれません。
S.M.A.R.T.の数値はハードディスク関連ツールであれば大抵チェックできるのですが、中でも分かりやすいのが「CrystalDiskInfo
起動すれば、自動的にS.M.A.R.T.の数値をチェックし、ハードディスクの状態を表示してくれます。

hdd_diskinfo.gif

バッドセクタ(Bad Sector/不良セクタ)とは、読書きが不可能な状態のハードディスク上の領域の事。
このバッドセクタは最初から存在している場合もあれば、障害により新たに発生する事もあります。
そのため、データが書き込まれている位置にバッドセクタが発生すれば、そのデータは読み取れなくなり、もし、そのデータがWindowsの一部であった場合には、コンピュータが起動しなくなったりします。
コンピュータの起動に異常に時間が掛る様になったり、特定のファイルを見ようとするとコンピュータが固まってしまったりといった症状が起きることもあります。

バッドセクタが発生しても、その部分を避けて使うようにフォーマットし直せは、そのハードディスクは使えない事もありません。
しかし、後天的にバッドセクタが発生した場合には、何らかのトラブルが起きている可能性も有り、症状がさらに悪化する場合が多いと言われているので、データを確保した後、早々に交換してしまった方が無難といえます。

このバッドセクタのチェックツールとしては、大きく分けて2種類あります。
一つはWindowsが起動する前に使用するもの、そしてもう一つはWindows上で使用するもの。

まず、Windowsが起動する前に使用するツール。利点としては、Windowsの動きに邪魔されずに、正確に診断できる事。
ただ、コンピュータのハードウェア構成によっては起動したりしなかったりする事もあり、コンピュータに慣れた人向けと言えるかもしれません。
ハードディスクメーカー自身がリリースしているものが多く、以下のようなものがあります。
大抵CDイメージとして配布されているので、書き込みツールを使ってCDに書き込み、そのCDを使ってコンピュータを起動させる方法となります。

日立 Drive Fitness Test
Seagate SeaTools
Western Digital Data Lifeguard Diagnostic

これらのツールはバッドセクタのチェックだけではなく、そのバッドセクタを避けてフォーマットし直したり、データの消去や、ハードディスクのアクセス音の調整、物理フォーマットなど、役立つ機能も合わせ持っていたりします。

メーカー製以外のツールとしては MHDD を使う事もあります。
後述のHDD-Scanのように、セクタ毎の状態をグラフィカル表示してくれるので、バッドセクタまではいかないけれど状態のよくないセクタの有無をチェックする事ができます。

次に、Windows上で使用するツール。利点としては、Windowsさえ起動していれば使えるので、上記のツールより汎用性が高いという事。
たとえば、USBドライブなど外部接続のハードディスクの診断にも使えます。
しかし、他のソフトに邪魔されて正確に診断できなかったりする場合もあるので、これらのツールを使う際には、他の作業は行わないようにする事が大事。
先のハードディスクメーカー製のツールにもWindows版がリリースされているものもあります。

hdd_wd.gif

メーカー純正以外のツールとしては、HDD-Scan を使っています。
前述のMHDDと同様にセクタ毎の状態を確認できるので、重大なトラブルに至る手前のハードディスクを発見する事ができ重宝します。

hdd_scan.gif
(セクタ毎のデータ読み込みに掛る時間を計測し、時間が掛りすぎるセクタは緑やオレンジ、赤で表示されます。これらの色が多いハードディスクは劣化しているといえます)

日本語版のHDD-Scanもあるのですが、場合によっては海外の最新版を使用しています。

日本語版HDD-Scanの使い方は多くネットに出ていますので、次の記事で海外版の使い方をざっとご紹介したいと思います。

(注 海外版HDD-Scanのバージョン3.1まではこちらにあったのですが、3.2からはこちらに移ったようです。ただ、詳しい履歴は不明ですので、ダウンロードしたファイルは必ずウイルスチェックして下さい)
posted by Konak at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネット関連
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