先日、パーテーション操作をミスし、PCが起動不能に陥りました。
「NTLDR is missing」という有りがちなトラブルで、簡潔に言うと、OSをロードするNTローダーが見つからず、OSを起動させられないといった状況です。
ハードディスク障害などの物理障害によっても起こる可能性がありますが、今回はパーテーション操作中にデータを傷つけてしまったようです。
ところで、
以前の記事 で「システムドライブはAcronisのTrueImageを使い、---中略--- 早急に復帰させる事が可能です。」と書きました。
そこで今回、実際にTrueImageを使って復帰させましたので、ご覧頂こうと思います。
● まず、トラブルにより起動不能になった状態で、TrueImageの起動ディスクを使って再起動します。
この起動ディスクですが、店頭でTrueImageのパッケージ品を購入すれば、それに同梱されています。
また、ダウンロード購入しても、ソフト内に起動ディスク作成機能がありますので、手持ちのCD-Rを使って簡単に作成できます。
● 次に、起動したTrueImageからハードディスク内に保存してある復元用のイメージを参照し、復元先を指定します。
復元用のイメージとは、過去にTrueImageを使って作成した、Windowsやプログラムがインストールされたシステムドライブ(通常はCドライブ)全体のバックアップファイルです。
この復元用イメージの作り方に少しコツがあります。
それは、システムドライブのみイメージを作成するという事。
データの様に日々増えて行く物のイメージを作っても意味がありません。
その為、TrueImageを使って効率的に復帰させるためには、システムドライブとデータドライブを完全に分けて置く必要があります。
できれば、物理障害に備えて、物理的に分けておくのがよいでしょう。
また復元用イメージは、新しいプログラムをインストールした時や、システムに大きな変更を施した時など、その都度作成しておく事をお勧めします。
TrueImage Home には差分バックアップという機能が有って、新しく変更された部分だけを追加イメージとして作成できますので、それ程、ディスク容量も消費しません。
(ソースネクストが販売しているTrueImage Personalにはこの機能が備わっていません)
そして、復元用イメージを複数、別のハードディスクに作成しておく事も重要です
もし、復元用イメージが障害の起きたハードディスク内に有った場合、復元用イメージ自体も破損してしまっている可能性があります。
その時、復元用イメージが別のハードディスクに保存されていれば、障害のあるハードディスクを交換した上で復元する事も可能になるからです。
● 後は、復元を待つだけ。復元が完了したら、TrueImageの起動ディスクを取り除き、再起動。うまく復元が行われていれば、無事にPCが起動します。
余談ですが、TrueImageはなるべく最新のバージョンを使った方がよいと思います。
それは、過去のバージョンで不可能だった事が何の問題もなくできてしまう事があるからです。
私も実際に経験しており、AHCI構成のPCで認識しなかったハードディスクがされるようになったり、使えなかった外部ハードディスクが使えるようになったりという事がありました。
Windowsにもシステム復元という機能がありますが、物理障害に弱く、経験的にあまり当てにできません。(VISTA Ultimate/Businessの「Complete PCバックアップ」はTrueImageと似ています)
起動ディスクから起動でき、外部ハードディスクに復元用イメージを作成可能、なおかつ増分バックアップができるTrueImageを使った復帰プロセスはかなり確実性の高いものと言えると思います。
posted by Konak at 23:40|
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